薬剤師の転職事例
投稿日:2021/10/15将来を見据えてMRから薬剤師への転職(転職活動期間:約2ヶ月)
Y・Hさん(28歳女性)

- 転職前
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- 勤務地
- 兵庫県
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- 業種
- MR
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- 雇用形態
- 正社員
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- 年収
- 600万円
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- 転職後
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- 勤務地
- 広島県
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- 業種
- 調剤薬局
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- 雇用形態
- 正社員
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- 年収
- 650万円
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- 転職の理由やCMEに相談したきっかけ
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私は大学を卒業後、関西に本社をおく製薬会社に入社し、MRとして3年間勤務をしていました。もともとアクティブで明るい性格だったこともあり、人と話す機会の多いMRの仕事が好きでやりがいを感じていました。まだ会社に入って3年、小さな愚痴程度はあっても会社に大きな不満はなくそこまで本気で辞めたいと考えているわけではありませんでした。ただ、MR業界でも早期退職をする人が増えている中、コロナ禍で医療機関に直接伺ってお話しすることが難しく、MRとしての将来に少しずつ不安を感じるようになりました。さらに、そこまで明確ではないですが、いずれは自分で薬局を経営したいという夢もあり、そのため調剤の経験もしておかなければいけないな…等考える中で迷い、これはプロに相談しようと思いました。自分の希望に合った求人はあるのか、そもそも転職した方がいいのかなど考えながら求人サイトを見ていた際にCME薬剤師サイトにたどり着き、話を聞いてみたかったので問い合わせしました。
CMEさんにお願いした条件は下記のようなものでした。
・調剤未経験でも受け入れて頂ける
・年収アップ、最低でも現状維持(600万円以上)、できれば関西圏
・将来独立するための勉強ができる
・前職での経験が活かせる- 今回のポイント
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- 最も強いご希望のひとつに「年収アップ(最低でも現状維持)」があることから、 エリアを選定する必要あり。転居も伴うため周辺エリアについても説明する
- 調剤未経験のため、まずは調剤を丁寧に指導してくれる環境が整っているところ
- 将来独立希望も持っているため、調剤業務+αで開業や独立支援にも携われるようなところ
- 会社全体の雰囲気

担当コンサルタントから「ひとこと」
Y・Hさんは、これからもMRとしてキャリアを積んでいくのか、調剤薬局の薬剤師に転職するか悩んでいるというのが正直なお気持ちのようでした。もっと薬のことも勉強し、将来薬局を経営したいというビジョンもお持ちでしたので、それならやはり調剤薬局にご勤務してはいかがでしょうかと提案しました。
現職でのご年収は、600万円と年齢としては高く、ご本人の希望として、未経験でも年収は下げたくないということが何よりも最優先でした。ただ、希望年収が初年度から600万円以上では、相場との乖離が過ぎるため、企業にとっては、力量も分からない方を初年度から高額年収で採用するには大きなリスクがあります。
Y・Hさんのお住いの関西圏(特に兵庫・大阪の都市部)は、薬局数は多いですが人気エリアの為、給与相場的にもご本人の希望を叶えることは難しいと判断し、別のエリアを提案しました。また、将来的には独立したいということで調剤業務を行ないながらも、これまでやってこられたMRとしての経験もプラスで活かせる企業は無いかと考えました。
そこで医療開業支援も行ない、将来的には開業支援側に携われ、独立に向けて経営についても勉強することが出来る企業を紹介いたしました。遠方であることや就業中で忙しく、コロナ禍の状況で移動も難しいためZOOMで面接を行いました。これまでの経験や、ご本人の意欲等を会話形式の和やかな面接で企業へ伝えたところ、ご本人の希望よりも50万円上積みの年収650万円での内定をいただけました。
「期待に応えられるように精一杯がんばりたい。」と入社時にお話されたそうで、 薬局の社長より「Y・Hさんであれば、今後の会社の成長に力になってくれるだろう。頑張ってもらいたい。 事前に聞いていたとおり、人柄もいいので一から大切に育てていきたい。」とご連絡をいただき、双方に喜んでいただける転職サポートとなりました。